DNAメチル化制御転写因子の解析

Takahiro Suzuki

DNAメチル化は遺伝子のオン/オフを制御するエピジェネティックな因子であり、発生や細胞分化で遺伝子発現を正確に制御している。しかし、DNAメチル化自身がどのように時空間的に制御されているかは未だ不明な点が多く残されている。我々のグループでは、転写因子がその結合部位特異的にDNAメチル化を制御することを明らかとしてきた(blood advances 1, 20 (2017) PMID: 29296817, Epigenetics Chromatin 10, 60 (2017) PMID: 29221486)。我々はさらに様々な細胞分化における転写因子によるDNAメチル化制御の全体像、制御機構、疾患との関連の解明を目指す。

関連項目