生命医科学研究科生命医科学研究科
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カリキュラムの構成

カリキュラムの構成

本研究科では、物理や化学、生物や工学、薬学や農学などを学んだ学生を幅広く受け入れ、自己に適した研究分野を見つけ修了できるカリキュラムを構成しています。
特に学位論文完成に向けた特別研究(研究指導)や演習、必修科目(講義)、多様な選択科目(講義)を組み合わせたカリキュラムを構成し、戦略的な基礎研究を効果的に推進できる特色ある教育体制をとっています。

博士前期課程

【修了要件】

修了要件は、2年以上在学する中で、特別研究8単位、演習科目4単位、必修科目8単位、選択必修科目7単位、選択科目3単位の合計30単位を修得し、修士論文の審査および最終試験に合格することです。
修了者には修士(理学)の学位を授与します。

特別研究:
修士論文の指導(研究指導)を行います。
学生は自らの研究テーマに沿って指導教員を選択し、在学期間を通じて研究指導を受けるとともに、副指導教員からも研究指導を受けることにより、多様な視点から研究活動を進めます。

必修科目:
「生命医科学演習」および「生命医科学総論Ⅰ」、「生命医科学総論Ⅱ」、「生命医科学リテラシー」、「科学英語リテラシー」、「生命医科学特別講義」を必修科目としています。
「生命医科学演習」では、英文科学雑誌のレビューや輪読などにより、外国語やプレゼンテーションの能力を養うとともに、国際的な観点から研究の動向や進展を把握し、研究者としての視野を広める活動を行います。

選択必修科目・選択科目:
生命医科学における4分野「生命創薬」、「生体制御」、「分子解析」、「生命情報」から構成する概説科目を選択必修とします。また、各研究分野に係る特論を選択科目とします。

博士後期課程

【修了要件】

修了要件は、3年以上在学する中で、特別研究8単位、演習科目6単位、講究科目6単位の合計20単位を修得し、博士論文の審査および最終試験に合格することです。

特別研究:
戦略的な基礎研究を体得するための教育・研究指導を行うとともに、博士論文の指導を行い、独立した研究者の養成を目指します。
論文審査にあたっては、レフリー付きの学術雑誌に発表された原著論文であることを前提に、論文内容を全教員の前で発表、議論を行い、様々な角度からの質疑にも答えさせるなど、博士後期課程にふさわしい真の独立した研究者の養成を目指します。
博士前期課程から引き続き博士後期課程に進学した学生の指導教員は博士前期課程から継続することができます。
また、博士後期課程から入学した学生については、自らの研究テーマにあった指導教員(主指導教員)を選び、在学期間を通じて研究指導を受けます。
研究指導体制については、博士前期課程同様に学生がより多様な視点から研究ができるよう、副指導教員を設けて、研究活動を進めます。

必修科目:
「生命医科学演習」及び「生命医科学講究Ⅰ」、「生命医科学講究Ⅱ」、「科学英語プレゼンテーション」、「サイエンスマネジメント講究」を必修科目としています。「生命医科学演習」では、自らの博士論文の研究テーマに関連する最新の学術論文の内容を報告し、問題点を深く掘り下げて考察します。

選択科目:
自身の研究に必要な周辺知識を得るために必要となる各研究分野の講究科目を選択科目として受講します。

研究科概要