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【開催報告】鶴見キャンパス・理化学研究所共催一般公開「深く知り、広く楽しむ。科学と出会う、年に一度の特別な日」(平成26年9月6日(土))
鶴見キャンパス・「深く知り、広く楽しむ。年に一度の特別な日」
平成26年9月6日(土)に理化学研究所と共同で鶴見キャンパスの一般公開を開催しました。
鶴見キャンパスでは、各研究室の研究室紹介、NMRやX線回折装置、スーパーコンピューターの研究施設公開や質量分析装置のデモストレーション、子供向け実験教室など楽しいイベントを行いました。
また理化学研究所交流棟ホールでは、大学院生命医科学研究科の池上 貴久教授による講演を行いました。
当日は3,044名の方にご来場いただき、大盛況のうちに終えることができました。
講演会「磁石で分子や体内を観る-NMRやMRIの原理や応用-」 生命医科学研究科 池上 貴久教授
理化学研究所交流棟ホールで行われた講演会では、生命医科学研究科の池上 貴久教授が講演しました。
池上教授は、生物の体を形作ったり、代謝・消化など体内活動のほとんどを担っているタンパク質の形を知る方法の一つであるNMRが実際にどの様に使われ、応用されているのかを解説し、参加者の方々は大変わかりやすい講義に熱心に聞き入っていました。
体験イベントの様子
実験教室「竜巻を作ろう!」 「いろんな色のスライムをつくってみよう!」
イベント「いろんな色のスライムを作ってみよう!」では、蛍の光る成分を用いて光るスライムや色が変わるスライムを作って観察したりしました。
またイベント「竜巻を作ろう!」では、発泡性入浴剤とペットボトルを用いて竜巻を作りました。
参加したお子様たちからは「竜巻の仕組みがよくわかって楽しかった。」 「家でもやってみようと思う。」 「蛍のスライムが光って驚いた。」 「色々なスライムが作れて楽しかったです。」など、多数の感想をいただきました。
その他の体験イベントの様子!
人工イクラをアルギン酸ナトリウムという昆布のヌルヌルのもととなるものと、塩化カルシウムという豆腐を固める時に使われる「にがり」の主成分となるものを混ぜ合わせて作りだします。実験教室ではスポイトを使い色のついたアルギン酸ナトリウム水溶液を吸い込み、塩化カルシウム水溶液にぽたぽたと落としてカラフルなイクラをつくり、つぶしたり形を変えたり、色の変化を観察する実験をしました。
参加したお子さんからは「いろいろな色のイクラを作れて楽しかった」「丸く固まったのがとてもおもしろかった」などの感想をいただきました。
ゲスト開催のイベント
昨年に続いて、金沢八景キャンパスから学部学生サークル「科学研究会」が参加し、実験体験イベント「身近な科学を体験してみよう」を行いました。 バラの花やバナナ・ほうれん草等を液体窒素で凍らせるなど、参加したお子さん達や保護者の方々もとても楽しんでいました。
研究施設公開「NMR、X線回折室、スーパーコンピューター」
鶴見キャンパスは最新の研究設備が整っており、主要な実験機器であるNMRやX線回折装置、質量分析装置、スーパーコンピュータなど普段見ることができない最新の研究機器を一般の方々に公開しました。 来場された方は、担当教員から同装置の使い方や用途などについての説明を熱心に聞いていました。
ヨッチーが遊びにきてくれました!
今年も市大キャラクターのヨッチーが遊びに来てくれました! 来場者にはお迎えとお帰りの際にはお見送り、また一緒に記念撮影をしたりと小さいお子様から年配の方々など老若男女に大人気でした!! 市大の特設売店で市大オリジナルグッズも好評でした。人気商品はペン・クリアファイルです。
「出張カガケン」が特別賞を受賞しました
今回、受賞した「特別賞」とは来場者からのアンケートを基本ベースに会場内を巡回視察した複数の評価担当者からのコメントを参考に理研の事業所長から付与された賞です。
カガケンのイベントはダイラタンシー・クロマトグラフィー・液体窒素を使った実験など盛りだくさんで毎年子ども達に大人気。 いろんなイベントに数多く出ているそうなので手際の良さがよくわかりました。
たくさんの方のご来場ありがとうございました。来年もお楽しみに!
平成27年度の一般公開の開催日はまだ未定ですが、開催前にはWEBサイト等でご案内いたしますので、ぜひ来年の一般公開に皆様お越しください。
問い合わせ先
学務・教務課鶴見キャンパス担当 (鶴見キャンパス事務室) 住所:〒230-0045 横浜市鶴見区末広町1-7-29 電話:045-508-7202